Satoko Takeuji
「風の子水泳教室」(ぜん息児の水泳教室)指導者
ローマ五輪女子100メートル背泳ぎ銅メダリスト
ローマオリンピック女子100m背泳ぎ銅メダリスト。1991年に国際水泳殿堂入り。89年から江戸川区で「風の子水泳教室」の指導者として30年以上にわたりぜん息の子どもの健康増進と健全育成のために尽力している。生涯スポーツとしてのマスターズ水泳の普及にも取り組んでおり、2019年にはマスターズ部門でも国際水泳殿堂入りしている。
えどがわ未来カンファレンスの委員を務めさせていただき、江戸川区の共生社会の実現に向けた取り組みに携えることは、大変光栄に思うと同時に、重責を感じています。
わたしは、水泳選手としてローマオリンピック、東京オリンピックに出場し、これまで水泳を通じて、多くの方々と出会い、仲間をつくり、共に励まし合ってきました。江戸川区では、ぜん息の子どもを対象とした水泳教室「風の子水泳教室」を30年以上にわたって行っています。また、生涯スポーツとしてのマスターズ水泳の普及にも取り組んでいます。日本マスターズ水泳短水路大会は、昭和62年から江戸川区スポーツセンターで開催しており、例年1,000名以上の皆さんにご参加いただいています。
共生社会を実現するためには、年齢、障害の有無、性別、国籍などにかかわらず、お互いが多様性を尊重し、すべての方が暮らしやすい社会を作っていく必要があります。水泳は、赤ちゃんから高齢者まで年齢にかかわりなく、障害がある方でも楽しめるスポーツです。水泳を通じて得たこれまでの経験を活かし、共生社会の実現に向けたご提案や意見交換ができるよう力を尽くしてまいります。
ローマオリンピック女子100m背泳ぎ銅メダリスト。1991年に国際水泳殿堂入り。89年から江戸川区で「風の子水泳教室」の指導者として30年以上にわたりぜん息の子どもの健康増進と健全育成のために尽力している。生涯スポーツとしてのマスターズ水泳の普及にも取り組んでおり、2019年にはマスターズ部門でも国際水泳殿堂入りしている。