「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。17の目標と169のターゲットから構成されており、「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、経済、社会、環境、3つの側面からバランスの取れた持続可能な開発を目指しています。
江戸川区では、「誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現」に向けてSDGsの実現に積極的な取り組みを行っていきます。
※SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みはこちら(江戸川区公式サイトへ遷移します)
※2021年度(令和3年度)5月21日(金) 江戸川区が2021年度「SDGs未来都市」に選定されました!
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日本は今どのような課題を抱えているのでしょうか。江戸川区だけでなく、知っているようで知らない日本の現況をわかりやすくお伝えいたします。
「生活するためのお金が足りない」といった貧困問題を、日本には関係ない話だと思っていませんか?
私たちが生きるうえで欠かせない「食」。とても身近な存在である分、時代や社会を反映すると言われています。
ニュースや新聞で目にすることが多い「超高齢社会」。日本では65歳以上の高齢者がたくさん暮らしていますが、高齢者が増え続けることにより年金や医療費など解決しなければいけない課題がたくさん生まれています。
日本の現在の総人口は約1億2,600万人で、世界で10番目に人口が多い国です。世界の人口はどんどん増え続けていますが、日本は人口がどんどん減り続けています。人口が減り続けるということは、私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか?
「人間」とはどんな生き物でしょうか? なかなか説明が難しいですよね。現代は性別や年齢の違いだけではなく、さまざまな価値観をもつ人たちが、同じ社会のなかで一緒に生活をしています。異なる考え方や生き方をする人たちを分けることなく、みんなが幸せに暮らせる社会をつくっていく必要があるのです。
日本の古きよき風習として根づいていた「ご近所づきあい」など、住民同士がつながっていた地域コミュニティのかたちが、最近では少子高齢化や人口減少の影響により変化しています。人々のかかわり合いが少なくなることは、地域としてさまざまな問題を抱えることになるため、解決策を考える必要があります。
「健康寿命」とは、介護の必要がなく、自ら体を動かして生活できる期間のことです。2016年時点の日本人の健康寿命は男女ともに過去最高を更新し、男性は72.14歳、女性は74.79歳。ただ、日本人の「平均寿命」は男性が80.98歳、女性は87.13歳と健康寿命との間に差があり、医療にかかるお金を抑えるためにも差を縮める必要があります。
日本は、梅雨や台風の影響により、世界でも有数の『雨が多い国』となっています。年間平均降水量は約1,700ミリメートルと、世界平均の約2倍の量の雨が降ります。これだけ雨が降ると「日本にはたっぷり水がある!」と思ってしまいますが、実は将来的に水不足になる可能性があるのです。
スマートフォンで動画を見たり、ぽっかぽかのお風呂を沸かしたり、私たちの生活には電気やガスなどのエネルギーが欠かせません。そのエネルギーは石油や天然ガス、太陽光や風力などのさまざまな資源からつくられますが、資源に恵まれていない日本にとって、今後も安定してエネルギーを確保することは大きな課題になっています。
地域の芸能、工芸、歴史建造物など、日本には多くの伝統文化や技術があります。地域の夏祭りだって伝統文化です。それらは住民コミュニティの維持や、地域の産業や経済にとっても大切な存在ですが、高齢化が進む現代では、伝統文化の継承が難しくなっているケースもあります。
日本の道路や橋、トンネル、港湾、公園などのほとんどは、1950年代〜1970年代の高度経済成長期につくられたものです。このような建設後何十年も経過している「インフラ」(→P55豆知識)が日本中には多くあり、今後のインフラ整備について考えていかなければなりません。
近年日本で発生した、東日本大震災や西日本豪雨、御嶽山噴火といった自然災害。なんだか日本は特に多いように感じますが、地形や地質、気象などの自然的条件が組み合わさり、日本は地震、台風、火山噴火、豪雨、洪水などの自然災害が発生しやすい国土なのです。だからこそ、平穏なうちから災害に備えなければなりません。
少子高齢化による人口減少や後継者不足、都市部への人口流入などの影響で、将来的に元気がなくなる可能性のある地域の経済。しかし、「ピンチはチャンス」という言葉があるように、現在の日本では新しい社会のあり方を「ローカル(地域)」から見直す動きが生まれています。
今までにないほど大量の雨が降ったり、冬なのに暖かい日が続いたり、少し前までは考えられない気候の変化が日本で起きています。気候変動の影響は私たちの日常生活だけでなく、農業や林業といった産業、植物や野生生物の分布などにもあらわれており、ひとつしかない地球を未来に残していくための対策が必要です。
今まで世界中では自分たちの国の経済成長、そして自分たちの会社を成長させるために人々はがんばってきました。しかし、これからの地球の未来を担う企業や人々は、経済成長だけではなく、同時に地球上のさまざまな社会課題の解決にもつながる新たなビジネスのかたちをつくりあげることが求められます。
日本では自ら命を絶つ「自殺」が大きな社会問題になっています。先進国のなかでも特に日本は自殺での死亡率が高く、その理由として日常生活での悩みやストレスが関係していると考えられています。自殺を減らし、一人ひとりが笑顔で生活できるようになるためには、どのようにストレス社会と向き合っていくかが重要となります。