ABOUT SDGs
近年日本で発生した、東日本大震災や西日本豪雨、御嶽山噴火といった自然災害。なんだか日本は特に多いように感じますが、地形や地質、気象などの自然的条件が組み合わさり、日本は地震、台風、火山噴火、豪雨、洪水などの自然災害が発生しやすい国土なのです。だからこそ、平穏なうちから災害に備えなければなりません。
世界で起こったマグニチュード6以上の地震のうち20.8%が日本で発生しており、世界にある活火山のうち7%が日本にあります。日本の国土面積が世界の1%にも満たないことを考えると、非常に高い割合です。いつ、どこで発生するかわからず、みんなが忘れたころにやってくる自然災害は、日常のちょっとした備えや防災の意識で、被害を減らすことができます。日本は昔から大きな災害に見舞われても、あきらめることなく何度も復興してきた歴史があります。だからこそ、今後も起こるであろうさまざまな災害に、地域の一人ひとりが力を合わせて立ち向かうためにも、今から備えていくことが必要です。
災害には気候の影響を大きく受けるものもあるため、災害への備えとともに気候変動への対策も必要になります。
森林伐採が土壌の保水機能を低下させ、針葉樹の植林が地滑りを促していることが関係しています。森林をしっかり管理することで自然災害を削減できると言われています。
地域の人とのパートナーシップが、自然災害の際の適切な対応につながると言われています。そのためにも日ごろの近隣住民との関係性づくりが重要です。
日本列島は太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北米プレートという4つのプレートによって形成されています。そのため、地震や火山の活動が活発です。地面の下に災害大国日本の秘密が隠されているんです。